水の都・大阪再生構想

環状川(船)構想

東西南北を巡る水の回廊を船舶で行き来する

イメージ図

 私の生まれ育った町「西区」は、戦後多くの堀川や河川が埋め立てられた。しかし、まだ土佐堀川、安治川、木津川、西道頓堀川などの川が流れている。私は、子供のころからこの密集市街地を流れる川の持つ空間が好きで、議員になってからもこの都心を流れる川をもっと住民に身近なもの、たとえば交通や観光、憩いの場として利用すべきであるとの思いで活動を続けてきました。

 その中でもとくに、西区を流れる川、土佐堀川、木津川、道頓堀川、それとつながる東道頓堀川、これらの川を結べばちょうど大阪の中心地を回るJRの環状線のように大阪の中心地を川で回ることができる。これらの川を船で巡ることにより大阪市内の要所のほとんどが船で行くことができるとの思いから、私は環状線をもじって「環状川(船)構想」という呼び名を付け、ぜひともこの構想を実現させたいとあらゆる機会を通じて主張してきました。

 このたびの都市再生プロジェクト「水の都大阪再生」の中で、「水の回廊」として同様の計画が実施に向けて大きく動き出したことは大変喜ばしく、1日も早い実現を願うとともに今後も引き続き機会あるごとに、すばらしい「水の都大阪」の実現のため活動していきたいと思っております。

このページの先頭へ